スマホのマイナンバーカードでは、マイナポータル、e-Tax、コンビニ交付、対応施設でのマイナ保険証利用などができます。ただし、OSや利用先ごとに対応が異なり、実物カードが必要な場面もあります。

スマホのマイナンバーカードでできること一覧

主な利用先と、利用前に確認する条件をまとめます。
利用先できること主な条件・注意点
マイナポータルスマートフォンのマイナンバーカードで本人認証し、マイナポータルを利用する対応端末への追加と、有効なスマホ用電子証明書などが必要です。
e-Tax個人がe-Taxソフト(WEB版)へログインし、対応する申告・申請やメッセージ確認に利用する国税庁の推奨環境と利用する機能の条件を確認します。
コンビニ交付対応するキオスク端末で住民票の写しなどの証明書を取得する自治体がコンビニ交付へ対応し、店舗端末がスマートフォンに対応している必要があります。取得できる証明書は自治体や申請者により異なります。
マイナ保険証対応する医療機関・薬局でスマートフォンをかざして受付する健康保険証の利用登録とスマートフォンへの追加を済ませ、受診先がスマートフォンのマイナ保険証に対応している必要があります。
出典:デジタル庁「スマートフォンのマイナンバーカード」(確認日:2026年7月27日)デジタル庁・2026-07-27確認

マイナポータルで利用する

iPhoneのマイナンバーカードまたはAndroidスマホ用電子証明書を対応端末へ追加すると、スマートフォン上の本人認証を使ってマイナポータルを利用できます。利用する手続きがスマートフォンのマイナンバーカードに対応しているかは、手続きごとの画面や公式案内で確認してください。

e-Taxで利用する

国税庁は、個人がスマートフォンからe-Taxソフト(WEB版)へログインする際に「スマートフォンのマイナンバーカード」を利用できると案内しています。マイナンバーカード認証を行うと、原則として認証が必要なメッセージボックスの詳細も確認できます。利用前に国税庁の推奨OS・ブラウザと、対象手続きの条件を確認してください。

出典:国税庁「e-Taxソフト(WEB版)のご利用に当たって【スマートフォン】」(確認日:2026年7月27日)国税庁・2026-07-27確認

コンビニ交付で証明書を取得する

コンビニ交付に対応するキオスク端末では、スマホ用電子証明書を搭載したAndroid端末またはiPhoneを読み取らせ、住民票の写しなど自治体が提供する証明書を取得できます。端末画面に表示されるカード・デバイスからスマートフォンを選び、本人認証後に証明書の種類や部数を指定します。

出典:地方公共団体情報システム機構「コンビニエンスストア等における証明書等の自動交付【コンビニ交付】|証明書の取得方法」(確認日:2026年7月27日)地方公共団体情報システム機構・2026-07-27確認

スマートフォンをマイナ保険証として利用する

健康保険証の利用登録が済んだマイナンバーカードをスマートフォンへ追加すると、準備が整った医療機関・薬局でスマートフォンをマイナ保険証として使えます。スマートフォンへの追加だけでは健康保険証の利用登録は完了しないため、マイナポータルで登録状況を別に確認してください。

受診前に次の条件を確認します。

  • マイナンバーカードの健康保険証利用登録が「登録済」になっている
  • iPhoneのマイナンバーカードまたはAndroidスマホ用電子証明書を端末へ追加済みである
  • 受診先がスマートフォンのマイナ保険証に対応している
  • 端末の充電と本人認証に使う生体認証・暗証番号を確認した
  • 未対応や当日の機器状況に備え、必要に応じて実物のマイナンバーカードも用意した
出典:厚生労働省「スマートフォンのマイナ保険証利用について」(確認日:2026年7月27日)厚生労働省・2026-07-27確認

iPhoneとAndroidで異なる点

2026年7月27日時点の公式名称と、利用時に確認すべき主な違いです。
確認項目iPhoneAndroid
現在の公式サービス名iPhoneのマイナンバーカードAndroidスマホ用電子証明書搭載サービス
利用できる場所サービス側がiPhoneのマイナンバーカードに対応している必要があります。サービス側がAndroidスマホ用電子証明書に対応している必要があります。
マイナ保険証の受付時の本人認証Appleウォレットを開き、Face IDまたはTouch IDで本人認証します。顔認証付きカードリーダーで、スマホ用利用者証明用電子証明書の数字4桁の暗証番号を入力します。
追加・登録の詳細対応機種とAppleウォレットへの追加手順を確認します。公式対応機種と、利用申請後の利用登録まで確認します。

できないこと・勘違いしやすい点

スマートフォンへ追加した後も、次の点に注意してください。

  • マイナ免許証としては利用できません。運転免許証の代わりに提示しないでください。
  • 実物のマイナンバーカードしか受け付けない手続きや施設を、すべてスマートフォンで代替できるわけではありません。
  • スマートフォンへの追加と、マイナ保険証の健康保険証利用登録は別です。
  • 一度追加すれば、iPhoneとAndroidで全く同じ場所・方法で利用できるわけではありません。
  • 電子証明書や実物カードを更新した場合は、スマートフォン側の再設定が必要になることがあります。
出典:デジタル庁「スマートフォンのマイナンバーカード」(確認日:2026年7月27日)デジタル庁・2026-07-27確認

利用前の確認チェックリスト

スマートフォンだけを持って出かける前に、利用条件を確認します。

  • 利用する端末が公式対応機種で、OSとマイナポータルアプリが最新である
  • スマートフォンのマイナンバーカードまたはスマホ用電子証明書の登録状態が有効である
  • 利用先のサービスが自分のOSに対応している
  • コンビニ交付では自治体と店舗端末の対応を確認した
  • マイナ保険証では健康保険証利用登録と受診先の対応を確認した
  • 未対応の場合に備え、実物のマイナンバーカードが必要か確認した

よくある質問

スマホに追加すれば、実物のマイナンバーカードは持たなくてよいですか?

いいえ。追加後も実物のマイナンバーカードは有効で、実物カードしか対応していない手続きや施設があります。利用先の案内を確認し、不明な場合は実物カードも用意してください。

スマホのマイナンバーカードを運転免許証として使えますか?

使えません。デジタル庁は、iPhoneのマイナンバーカードとAndroidスマホ用電子証明書のいずれも、マイナ免許証として利用できないと案内しています。

スマホへ追加したら、すぐマイナ保険証として使えますか?

健康保険証の利用登録が済んでおり、受診先がスマートフォンのマイナ保険証に対応している場合に利用できます。マイナポータルの登録状況と受診先の対応を事前に確認してください。

どのコンビニでもスマホで住民票を取得できますか?

一律ではありません。住民登録地の自治体がコンビニ交付を提供し、利用する店舗のキオスク端末がスマートフォンに対応している必要があります。取得可能な証明書も自治体などにより異なります。

公式情報と確認日

デジタル庁「スマートフォンのマイナンバーカード」(確認日:2026年7月27日)デジタル庁・2026-07-27確認国税庁「e-Taxソフト(WEB版)のご利用に当たって【スマートフォン】」(確認日:2026年7月27日)国税庁・2026-07-27確認地方公共団体情報システム機構「コンビニエンスストア等における証明書等の自動交付【コンビニ交付】|証明書の取得方法」(確認日:2026年7月27日)地方公共団体情報システム機構・2026-07-27確認厚生労働省「スマートフォンのマイナ保険証利用について」(確認日:2026年7月27日)厚生労働省・2026-07-27確認

次にすること

使いたいサービスを1つ決め、利用先がiPhoneまたはAndroidに対応しているか確認してください。端末へまだ追加していない場合はOS別の登録手順へ進み、マイナ保険証として使う場合は健康保険証の利用登録状況も確認します。

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