結婚などで氏名が変わったら、14日以内に住民登録のある市区町村で、実物のマイナンバーカードの券面とIC情報を更新します。e-Tax等を使う方は、署名用電子証明書の再発行も確認してください。

マイナンバーカード氏名変更の概要

氏名変更の期限、窓口、必要なもの、電子証明書への影響を整理します。
確認項目内容
対象結婚、離婚、養子縁組などにより、マイナンバーカード表面の氏名が変わった方
期限カードの記載内容に変更があった日から14日以内
手続き先住民登録のある市区町村が案内するマイナンバーカード窓口
基本の持ち物氏名を変更する実物のマイナンバーカード
更新される内容カード表面のサインパネル領域と、ICチップ内で扱う氏名情報
署名用電子証明書氏名変更により無効になるため、e-Tax等で使う方は新しい氏名での発行を確認
手続き方法実物カードを使う市区町村の窓口手続き。オンラインだけでは完了しません

氏名変更でカードのどこが変わるか

総務省は、マイナンバーカード表面に氏名、住所、生年月日、性別などを記載し、これらの情報に修正が生じた場合はサインパネル領域へ新しい情報を記載すると案内しています。通常は手元のカードを窓口で更新し、新しい氏名を券面へ追記するとともに、カード内の氏名情報も変更します。

窓口では、主に次の内容を確認します。

  • カード表面に新しい氏名が正しく記載されているか
  • ICチップ内で扱う氏名情報が更新されているか
  • e-Tax等で署名用電子証明書を使う場合、新しい氏名で発行されているか
  • 市区町村から暗証番号や追加手続きについて案内があるか

氏名変更に必要なもの

全国共通で確認できる基本の持ち物と、市区町村へ確認する項目です。

  • 氏名を変更する実物のマイナンバーカード
  • 住所地の市区町村が案内する窓口、受付時間、予約の要否
  • 市区町村が指定する追加書類の有無
  • 本人以外が来庁する場合は、代理手続きの可否、委任状、本人と代理人の本人確認書類
  • 暗証番号が分からない場合は、同時に再設定できるかと必要な本人確認方法
  • e-Tax等を利用する場合は、署名用電子証明書の発行に必要な手続き

結婚後にマイナンバーカードの氏名を変更する手順

住民登録のある市区町村の公式サイトで、マイナンバーカードの券面記載事項変更を扱う窓口、受付時間、予約の要否、必要書類を確認します。婚姻届を住所地以外へ提出した場合などは、手続きできる時期も市区町村へ確認してください。

氏名を変更する実物のマイナンバーカードを用意します。本人以外が来庁する場合や暗証番号が分からない場合は、委任状や本人確認書類などを事前に確認します。

カード記載内容が変わってから14日以内に、住所地の市区町村窓口で氏名変更を申し出ます。婚姻届等を出した窓口とカード変更窓口が同じとは限らないため、庁舎内の案内を確認してください。

窓口の案内に従い、カード表面のサインパネル領域とICチップ内の氏名情報を更新します。自分でカードへ新しい氏名を書かず、正式な変更処理を受けてください。

e-Taxなどで署名用電子証明書を使う方は、新しい氏名で署名用電子証明書を発行する手続きも確認します。氏名変更前の署名用電子証明書は無効になります。

受け取ったカードの新しい氏名を確認し、必要に応じて電子証明書の状態や暗証番号の案内も確認してから手続きを終えます。

氏名変更後の電子証明書に注意

マイナンバーカードには2種類の電子証明書があります。氏名変更で特に確認が必要なのは署名用電子証明書です。
電子証明書主な用途氏名変更時の確認
署名用電子証明書e-Taxなど、電子文書の作成・送信氏名等の4情報を含むため、氏名変更で無効になります。引き続き使う場合は新しい氏名での発行を確認します
利用者証明用電子証明書マイナポータルへのログイン、コンビニ交付など氏名等の4情報を含まない仕組みです。カード更新後の利用状態やスマートフォン側の取扱いは窓口・サービスの案内で確認します

注意点・よくある間違い

氏名変更では、次の点を取り違えないようにしてください。

  • 婚姻届等を出せばカードも自動更新されると思う:実物カードを使った変更手続きが必要です
  • カードへ自分で新しい氏名を書く:市区町村窓口で正式な更新を受けます
  • 14日を過ぎても問題ないと思う:カード記載内容の変更は14日以内に届け出ます
  • 氏名を変えてもe-Taxをそのまま使えると思う:従来の署名用電子証明書は無効になります
  • 代理人も本人と同じ持ち物でよいと思う:代理手続きの条件と必要書類は市区町村へ確認します
  • 暗証番号が分からないまま来庁する:同時に再設定できるか、必要な本人確認書類を事前に確認します

来庁前チェックリスト

一度の来庁で必要な確認を進めるための項目です。

  • 氏名が変わった日から14日以内の来庁日を確保した
  • 住民登録のある市区町村で窓口と受付時間を確認した
  • 氏名を変更する実物のマイナンバーカードを用意した
  • 予約や追加書類の有無を確認した
  • 本人以外が行く場合は代理手続きの条件を確認した
  • 暗証番号が分からない場合の再設定方法を確認した
  • e-Taxを使う場合は署名用電子証明書の発行も確認する予定にした

よくある質問

マイナンバーカードの氏名変更はオンラインでできますか?

オンラインだけでは完了しません。住所地の市区町村へ実物のマイナンバーカードを持参し、券面とIC情報を更新してください。

氏名が変わると新しいカードを作り直しますか?

通常の券面記載事項変更では、現在のカードを窓口で更新します。カードの状態などにより取扱いが異なる場合は、市区町村の案内を確認してください。

氏名変更後もe-Taxを使えますか?

氏名変更前の署名用電子証明書は使えません。カードの氏名変更時に、新しい氏名で署名用電子証明書を発行し、e-Taxで利用できる状態かを確認してください。

暗証番号を忘れていても氏名変更できますか?

市区町村へ事前に相談してください。本人確認書類を用意して窓口で再設定する方法などがありますが、氏名変更と同時にできるか、代理人手続きが可能かは住所地の市区町村で確認します。

公式情報と確認日

この記事は、地方公共団体情報システム機構「マイナンバーカードの記載内容に変更があったときは、どうすれば良いですか?」、総務省「マイナンバーカード」「公的個人認証サービスによる電子証明書」を2026年7月28日に確認して作成しています。

次にすること

住民登録のある市区町村公式サイトで、マイナンバーカードの氏名変更窓口、受付時間、必要書類を確認してください。実物カードを用意し、氏名が変わってから14日以内に来庁します。e-Tax等を使う方は、署名用電子証明書の発行まで確認してください。

マイナンバーカードの住所変更手続きを確認する引っ越しで住所も変わる場合は、住所変更の期限、転入届・転居届、電子証明書の扱いを別記事で確認できます。マイナンバーカードの暗証番号再設定方法を確認する暗証番号を忘れた、またはロックされた場合のコンビニ・市区町村窓口での再設定方法を確認できます。