戸籍謄本(戸籍全部事項証明書)は、本籍地の市区町村がコンビニ交付に対応していれば、マイナンバーカードを使って取得できます。住所地と本籍地が異なる場合は、先に本籍地へ利用登録を申請し、登録状況が「利用登録完了」になってからキオスク端末で取得します。

まず確認する3つの条件

コンビニへ行く前に、本籍地の対応、利用登録、カードの状態を確認します。
確認項目確認する内容
本籍地の対応J-LISの市区町村検索で、住所地と本籍地が同じ場合は「戸籍」、異なる場合は「戸籍(本籍地)」が利用可能か確認します。
利用登録住所地と本籍地が異なる場合は、本籍地への利用登録申請を行い、「利用登録完了」になっていることを確認します。
マイナンバーカード有効な実物のマイナンバーカードと、数字4桁の暗証番号を用意します。住所地と本籍地が異なる場合の利用登録申請はスマートフォンでは行えません。
J-LIS「利用できる市区町村」で対応状況を確認する本籍地の市区町村を検索し、「戸籍」または「戸籍(本籍地)」の対応状況、提供時間に関する備考を確認できます。

コンビニで取得できる戸籍証明書

本籍地の市区町村が提供している場合、主に次の証明書を取得できます。

  • 戸籍全部事項証明書(一般にいう戸籍謄本)
  • 戸籍個人事項証明書(一般にいう戸籍抄本)
  • 戸籍の附票の写し

必要なもの

コンビニ交付と、必要な場合の利用登録に備えて次を準備します。

  • 有効なマイナンバーカード
  • 利用者証明用電子証明書の数字4桁の暗証番号
  • 市区町村が定める交付手数料
  • 必要な証明書の種類と部数
  • 住所地と本籍地が異なる場合は、本籍、戸籍筆頭者の氏名、連絡先など利用登録に必要な情報
マイナンバーカードの暗証番号を再設定する方法暗証番号を忘れた場合やロックされた場合に、コンビニ等または市区町村窓口で再設定できる条件を確認できます。

住所地と本籍地が同じ場合の取り方

本籍地の市区町村がコンビニ交付の「戸籍」に対応しているか、利用時間と停止情報を確認します。

対応するキオスク端末で「行政サービス」または「証明書の交付」を選び、「証明書交付サービス」へ進みます。画面名は端末により異なる場合があります。

マイナンバーカードを読み取らせ、数字4桁の暗証番号を入力します。証明書の種類から戸籍全部事項証明書または戸籍個人事項証明書など、必要な証明書を選びます。

必要部数と発行内容を確認し、表示された手数料を支払います。証明書、領収書、マイナンバーカードをすべて回収してから端末を離れます。

住所地と本籍地が異なる場合の利用登録と取得手順

J-LISの「利用できる市区町村」で本籍地を検索し、検索結果の「戸籍(本籍地)」が利用可能か確認します。対応していない場合はコンビニ交付を利用できません。

本籍地へ利用登録を申請します。申請方法は、対応するキオスク端末から行う方法と、ICカードリーダを備えたパソコンからインターネットで行う方法です。利用登録申請には実物のマイナンバーカードを使います。

キオスク端末で戸籍証明書の利用登録申請へ進む行政サービス画面
住所地と本籍地が異なる場合は、対応するキオスク端末の行政サービスから本籍地への利用登録申請へ進みます。端末により画面表示は異なります。出典:地方公共団体情報システム機構(2026年7月29日確認)

本籍、戸籍筆頭者の氏名、電話番号、生年月日、カードの有効期限、セキュリティコードなど、画面で求められる情報を入力し、申請内容を確定します。

申請完了時に表示される申請番号を控えます。利用登録状況の確認に使うため、画面を閉じる前に正確に記録してください。

J-LISの戸籍証明書交付の登録申請サイトで申請番号を入力し、登録状況を確認します。ステータスが「利用登録完了」になるまで、戸籍証明書は取得できません。処理期間は全国一律ではないため、急ぐ場合は本籍地の市区町村へ確認します。

利用登録完了後、対応するキオスク端末で証明書交付サービスへ進み、「お住まいの市区町村と本籍地が異なる方の戸籍関連証明書」を選択します。暗証番号を入力し、本籍地、証明書の種類、部数を選び、手数料を支払って受け取ります。

利用時間と手数料

利用時間と手数料は全国一律ではありません。基本時間と自治体差を分けて確認します。
項目内容
基本の利用時間原則として毎日6時30分から23時までです。
戸籍証明書の時間市区町村により基本時間と異なる場合があります。J-LISの市区町村検索と自治体公式案内を確認します。
サービス停止市区町村のメンテナンスなどで停止する場合があります。
手数料市区町村により異なります。端末表示と本籍地の市区町村の案内を確認します。

コンビニ交付と広域交付の違い

本籍地以外で戸籍証明書を取る方法として混同しやすい、コンビニ交付と広域交付の違いです。
方法主な利用条件向いている場面
コンビニ交付本籍地の市区町村が対応し、マイナンバーカードを使えること。住所地と本籍地が異なる場合は事前の利用登録が必要です。対応する戸籍全部事項証明書・個人事項証明書などをキオスク端末で取得したい場合
戸籍証明書の広域交付請求者本人が市区町村の戸籍担当窓口へ行き、顔写真付き本人確認書類を提示します。本籍地以外の窓口で、広域交付の対象となる戸籍証明書等を請求したい場合
戸籍証明書の広域交付との違いを詳しく確認する広域交付で請求できる人、対象外となる証明書、本人来庁と顔写真付き本人確認書類の条件を確認できます。

よくある質問

本籍地と違う市区町村に住んでいても取れますか?

取れる場合があります。J-LISの市区町村検索で本籍地の「戸籍(本籍地)」対応を確認し、実物のマイナンバーカードで利用登録を申請してください。

利用登録を申請した当日に戸籍謄本を取れますか?

当日取得できるとは限りません。申請番号で登録状況を確認し、急ぐ場合は本籍地の市区町村へ処理状況や別の取得方法を確認してください。

スマートフォンだけで利用登録できますか?

できません。J-LISは、本籍地の戸籍証明書を取得するための利用登録申請にはマイナンバーカードを使用すると案内しています。

次にすること

まず、J-LISの「利用できる市区町村」で本籍地を検索してください。住所地と本籍地が同じなら「戸籍」、異なるなら「戸籍(本籍地)」の対応を確認します。異なる場合は利用登録を申請して申請番号を控え、「利用登録完了」を確認してから、マイナンバーカードと手数料を持って対応するキオスク端末へ進みます。

住民票をコンビニで取る方法を確認する住民票の写しもコンビニで取得する場合は、記載項目、利用時間、スマートフォン対応を別に確認できます。