顔写真の補正依頼が来たら、まずマイナポータルの「やること」で対象申請を開き、申請先からの連絡内容を確認してください。「再申請する」から指定された顔写真だけを直して送信します。訂正が終わるまで審査は中断します。

症状と前提条件を確認する

この記事は、次の状態を対象にしています。

  • 国内からマイナポータルでパスポートをオンライン申請済み
  • 「やること」に「訂正待ち」または「要訂正(再申請が必要です)」と表示されている
  • 申請先からの連絡内容に、顔写真の修正・再提出が必要と書かれている
  • 申請そのものを取り下げるのではなく、同じ申請を訂正して再提出したい

顔写真が補正になりやすい主な原因

原因を一つに決めつけず、通知内容と写真を照合します。
確認する点該当しやすい状態対応
明るさ・顔の位置暗い、逆光、顔が中央から外れている、顔が小さすぎる・大きすぎる明るい場所でカメラに正対し、画面のガイド中央に顔を合わせて撮り直します。
背景と影柄、凹凸、物の写り込み、顔や背景の影、髪と背景の境界が不明瞭無地で明るい背景を使い、壁から少し離れて正面から均一に照らします。
目元・輪郭髪、眼鏡の反射やフレーム、装飾品などが目や顔の輪郭を隠している目の周辺と顔の輪郭が確認できる状態にします。眼鏡は反射や影が出ないか確認します。
画質ピンぼけ、手ぶれ、ノイズ、過度な圧縮、輪郭の乱れ端末を固定し、十分な明るさで撮影します。改善しなければ別の写真データを使います。
加工左右反転、顔の修正、美白・変形、背景削除処理加工前の写真を使います。背景削除処理をした画像は使用しません。
撮影時期・表情申請日から6か月を超えている、正面でない、実際の容姿と大きく異なる6か月以内に、本人だけを正面から撮影した写真へ変更します。

補正依頼から再申請する手順

マイナポータルへログインし、「やること」を開きます。代理申請した場合は、申請時と同じ代理人サービスの利用状態で対象者の申請状況を確認します。

「訂正待ち」のパスポート申請を選び、「申請先からの連絡内容」で訂正理由と対象項目を確認します。顔写真が指定されていることを確認してから「再申請する」を押します。

マイナポータルのパスポート申請で「要訂正(再申請が必要です)」と表示され、再申請するボタンがある画面例
「やること」で対象申請を開き、申請先からの連絡内容を読んで「再申請する」へ進みます。日付や受付番号は公式マニュアル上の画面例です。出典:デジタル庁(マイナポータル)公式操作マニュアル(2026年7月28日確認)

通知で指摘された点を直した新しい顔写真を準備します。アプリ内で撮り直すか、加工していない別の写真データを選びます。写真チェックで同じエラーが続く場合は、表示されたエラー内容に合わせて明るさ、顔位置、背景、影を見直します。

外務省が示すパスポート申請用写真の寸法例
顔写真を撮り直すときは、正面・無背景・影なしに加えて、外務省の寸法例と顔の位置を確認します。出典:外務省「パスポート申請用写真の規格」(2026年7月28日確認)

訂正の申請手順で顔写真を差し替え、訂正対象以外の項目が意図せず変わっていないか確認します。画面から求められた場合は、現在のパスポートや実物のマイナンバーカードを再度読み取ります。

訂正内容を確認し、画面の案内に従って電子署名を付けて再申請します。送信後は「やること」に戻り、申請状況と新しい連絡がないか確認します。

再申請に必要な情報・準備物

途中で止まらないよう、次を手元に用意します。

  • 補正依頼の通知と、顔写真についての具体的な指摘
  • 対象申請の受理番号と申請先旅券窓口の名称
  • 規格に合う新しい顔写真データ、または撮り直せる明るい場所
  • 実物のマイナンバーカード
  • 利用者証明用暗証番号と署名用電子証明書の暗証番号
  • 切替申請などで再読取を求められた場合の現在有効なパスポート
  • 操作エラーを相談する場合は、利用端末、OS、アプリまたはブラウザのバージョン

オンラインだけでは解決できないケース

次の場合は、通知に記載された申請先の旅券窓口へ確認します。

  • 「訂正待ち」になっているのに「再申請する」ボタンが表示されない
  • 通知の訂正理由が顔写真か他の項目か判別できない
  • 写真を何度撮り直しても同じエラーになり、再申請を完了できない
  • 医療機器、宗教上の頭部被覆、乳幼児の撮影など、一般例だけでは判断できない事情がある
  • 申請先から窓口来所、原本提示、追加書類の提出を求められた
  • 補正通知がない状態で、送信済みの写真を自分の希望で変更したい
  • 旅行日が近く、補正による審査中断が渡航予定に影響する可能性がある

公式の問い合わせ・エスカレーション先

写真の合否、追加書類、審査状況、受取時期など個別申請の判断は、申請時に選んだ都道府県・市区町村の旅券窓口が行います。マイナポータルの画面操作だけに問題がある場合は、マイナポータルの公式FAQとログイン後のお問い合わせ機能を利用し、個別審査の内容は旅券窓口へ確認してください。

地域・端末・個別事情による違い

全国共通の手順と、確認先が変わる部分を分けます。
範囲違いと確認先
都道府県・市区町村補正理由の書き方、追加書類、連絡方法、受付時間、審査・交付時期は申請先旅券窓口により異なります。
端末・OSスマートフォンとパソコンで画面構成や手順番号が異なります。アプリやブラウザ更新で表示が変わる場合は、現在の公式操作マニュアルを優先します。
保険者・勤務先健康保険の保険者や勤務先は顔写真補正の判断・問い合わせ先ではありません。居所申請で在職・在学証明を求められる場合だけ、勤務先・学校の書類が関係します。
個別事情乳幼児、医療機器、宗教上の頭部被覆などは一律に外すと決めず、通知内容に従い申請先旅券窓口へ事情を確認します。

よくある質問

顔写真のチェックでエラーが出ても、そのまま申請できますか?

マイナポータルの公式FAQでは、エラーが検出されても申請を継続できると案内されています。ただし、申請後に改めて顔写真の提出を求められる場合があります。明るさ、顔位置、背景、影を確認し、改善しない場合は別の写真を検討してください。

申請後、補正通知が来る前に写真だけ差し替えられますか?

できません。提出した写真が差し替え必要と判断された場合はマイナポータルに補正依頼が届きます。自分の希望で変更したい場合は、申請先旅券窓口へ先に確認してください。

顔写真の補正には何日以内に対応すればよいですか?

一律の日数ではなく、通知内の案内や閲覧期限を確認してください。訂正が完了するまで審査は中断するため、対応が遅れると交付時期も遅れる可能性があります。期限が分からない場合は申請先旅券窓口へ確認します。

スマートフォンで背景を白く加工した写真は使えますか?

マイナポータルの公式FAQでは、背景削除処理を行った写真は使用できないと案内されています。顔や髪の輪郭が変わる加工を避け、実際に無地で明るい背景の場所で撮影してください。

公式情報と確認日

外務省のオンライン申請FAQ・写真規格、マイナポータルのパスポート申請操作マニュアル・顔写真エラーFAQを2026年7月28日に確認しました。画面表示や申請先の案内が変わった場合は、マイナポータルの通知と申請先旅券窓口の最新案内を優先してください。

関連する手続きと次の行動

パスポートのオンライン申請手順を確認する補正後の申請手順全体と、受取までの流れを確認します。パスポート申請・更新の完全ガイドを確認する申請方法、必要書類、手数料、受取までの全体像を確認します。パスポート受取時の必要書類を確認する補正が完了し、交付予定日が案内された後の持ち物を確認します。

まず「やること」で申請先からの連絡内容を開き、顔写真が訂正対象であることを確認してください。新しい写真を準備できたら「再申請する」から差し替え、送信後に申請状況をもう一度確認します。